スポンサーリンク

f:id:amashinkun:20181024230602j:plain

こんにちは。アラフォーの新米パパ、アマシンです。会社勤めをしながら、一人娘の子育てに奮闘中です。

 

当ブログは「お父さんも子育てしよう」をテーマに、男の目線から育児に役立つ情報を発信しています。

 

赤ちゃんの授乳をサポートしてくれる粉ミルク。母乳を補う栄養分として、利用するパパママも多いでしょう。

でも赤ちゃんグッズの専門店やドラッグストアに行くと、いろんな種類の粉ミルクがあって、「正直どれを選んだらいいの?」と悩むことも…。

 

そこでこの記事では、各メーカーの粉ミルクを徹底比較します!

※9ケ月以降の赤ちゃんに与えるフォローアップミルクは別の記事で紹介します。

 

 

粉ミルクって赤ちゃんの体にいいの? 

f:id:amashinkun:20181024230645j:plain

 

そもそも粉ミルクについて、パパママはどんなイメージをもっているでしょう。

栄養面で母乳より劣るとか、飲ませ過ぎは赤ちゃんの成長を妨げるのでは?とか、不安に思うかもしれません。

 

でもご心配なく!乳幼児用の粉ミルクは国の「特別用途食品」に指定されており、原材料の配合割合など厳しい基準をクリアして作られたもの。

試しにお店の棚に並んでいる粉ミルクを見てください。「消費者庁許可区分」と書かれたカギ穴のようなマークがあるはず。それこそが特別用途食品の証です。

 

つまり現在販売されている粉ミルクは、どれも国からのお墨付きというわけ。安心して赤ちゃんに飲ませることができるのです。

 

メーカーによって違う粉ミルクの成分

 

母乳には、赤ちゃんが成長するために必要な成分がバランスよく含まれています。エネルギーやタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、葉酸、カルシウム、鉄、亜鉛…など様々。

その母乳をお手本に、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を配合したのが、粉ミルクです。

 

各社は国が定める成分基準値をクリアした上で、より母乳の成分に近づけようと独自の研究を重ねて粉ミルクを作っています。

そのため「A社の粉ミルク」は○○の成分が多く含まれている、「B社」には◯◯が少ない代わりに☆☆が配合されている…など、バラツキがあります。

 

粉ミルク5種類を成分別に調べた 

f:id:amashinkun:20181024232322j:plain

 

そこで、それぞれの粉ミルクにどんな栄養成分が含まれているか調べてみました。

※大缶タイプで比較。スティックタイプ、キューブタイプの粉ミルクについては別記事で紹介します。

 

チェックしたのは、一般的に広く流通しているこの5品。

 

・ほほえみ

・アイクレオ

・はいはい

・すこやかM1

・はぐくみ

 

…何だかどれも似たような名前。ついうっかり間違えて買ってしまいそうですね。いっそのこと漢字名にするとかインパクトのある名前なら、他と差別化できるかも?メーカーさん、どうぞご検討くださいませ。

 

それぞれの粉ミルクの特徴を順番に見ていきましょう。

 

・ほほえみ

 特徴&おすすめポイント

DHAやアラキドン酸など、赤ちゃんの発育に必要とされる成分を配合。安全面にも配慮し、完全自動化の工場で粉ミルクを製造しています。

 

 
・アイクレオ
 

特徴&おすすめポイント

ママの初乳と同じ黄色の粉ミルク。この色は初乳中に多く含まれているβ-カロテンの色素。母乳と同等のナトリウム量で、繊細な赤ちゃんにもやさしい、あっさりした甘い味が特徴です。

 


・はいはい

 特徴&おすすめポイント

日本国産初の育児用ミルクとしておなじみ。母乳に多く含まれる脂質の成分(DHA、アラキドン酸)やラクトフェリンを配合。一方で、母乳に含まれない成分(β-ラクトグロフリン)を低減するなど、こだわって作られています。

 


・すこやかM1

 特徴&おすすめポイント

リボ核酸、オリゴ糖、シアル酸などを配合。甘すぎないので母乳との混合栄養でも飲みやすいのが特徴。缶の側面が抗菌加工されていて、衛生面でも安心です。

 


・はぐくみ

特徴&おすすめポイント

世界で初めてラクトフェリンをミルクに配合した「はぐくみ」。DHAやアラキドン酸などの成分を、日本人の母乳に近づくように調整しています。オリゴ糖やペプチドもバランスよく含まれています。

 

次に各社の粉ミルクに含まれている基本的な栄養成分を下の表にまとめました。 

 

栄養成分
(100g)
ほほえみ アイクレオ はいはい すこやかM1 はぐくみ
炭水化物 57.7g 55.8g 56.2g 55.5g 57.0g
タンパク質 11.1g 12.0g 11.2g 11.7g 11.0g
脂質 26.1g 28.0g 27.8g 27.8g 27.0g
熱量 506kcal 523kcal 518kcal 514kcal 512kcal
パントテン酸 4.3mg 4.3mg 4.0mg 4.0mg 4.0mg
ビタミンA 390μg 430μg 420μg 450μg 410μg
ビタミンB1 0.4mg 0.6mg 0.4mg 0.4mg 0.35mg
ビタミンB2 0.6mg 0.9mg 0.6mg 0.8mg 0.7mg
ビタミンB6 0.3mg 0.3mg 0.3mg 0.4mg 0.3mg
ビタミンB12 2.0μg 1.5μg 1.5μg 1.5μg 1.2μg
ビタミンC 70mg 60mg 60mg 60mg 60mg
ビタミンD 6.5μg 8.3μg 7.0μg 9.3μg 6.5μg
ビタミンE 6.2mg 6.0mg 4.5mg 3.9mg 10mg
ビタミンK 25μg 25μg 25μg 31μg 25μg
葉酸 100μg 80μg 100μg 100μg 100μg
亜鉛 3.0mg 2.9mg 3.0mg 3.0mg 3.0mg
カリウム 490mg 450mg 480mg 500mg 495mg
カルシウム 380mg 350mg 380mg 350mg 380mg
マグネシウム 40mg 37mg 40mg 37mg 45mg
6.0mg 7.1mg 6.0mg 6.2mg 6.0mg
0.32mg 0.37mg 0.32mg 0.312mg 0.32mg
リン 210mg 220mg 210mg 200mg 210mg

 

すみません、項目がたくさんあって見にくいですね。スマホでご覧の方は横にスクロールしてお読みください(汗)。

上位にある、炭水化物、タンパク質、脂質、熱量、ビタミンは特に赤ちゃんが必要とする代表的な栄養分です。

5品の中で、各成分がもっとも多く含まれているのは、アイクレオ(9項目がトップ)。次いで、ほほえみ&すこやかM1が同点(7項目)、はぐくみ(5項目)、はいはい(3項目)…と続きます。

 

基本的な栄養成分だけで見ればアイクレオに分がありそうですね。ただし「特徴&おすすめポイント」に書いた通り、粉ミルクの成分はこの限りではありません。母乳と同等の栄養に近づけるべく、様々な成分をブレンドしています。

摂取したい成分が十分に含まれている粉ミルクは何か?パパは上の表を参考にしながら最適な粉ミルクをチョイスしましょう。

  

もっとも安い粉ミルクは?

f:id:amashinkun:20181024232349j:plain

 

もちろん栄養成分も大切だけど、日々家計のやりくりをしているパパママにとって、気になるのは価格!

そこで商品によってどのくらいの価格差があるのか、価格.comで調べてみました。

※大缶タイプで比較。

 

・ほほえみ   2,175円~

・アイクレオ  2,640円~

・はいはい   1,778円~

・すこやかM1 2,242円~

・はぐくみ   2,140円~

 

もっとも安価なのが「はいはい」、逆に高価なのが「アイクレオ」で、価格差は約850円。この差はかなり大きいと思います。

 

大缶タイプの容量は平均800gで、1日500mlのミルクを作る場合、約65gの粉ミルクを使用します。1缶で作れる粉ミルクは、800g÷65g=12.307。

すなわち1缶で約12日使用できる計算です。これを1ケ月で換算すると2缶半の粉ミルクが必要なので、はいはいとアイクレオの価格で比較した場合、価格差は約2,100円となります。

 

パパママは、必要な栄養成分&価格を踏まえて、赤ちゃんにピッタリな粉ミルクを見つけたいですね。

メーカーによっては試供品プレゼントのキャンペーンを実施しているところもあります。「買う前にいろいろな粉ミルクを試してみたい!」という人は、こまめに各サイトをチェックしてみましょう。

 

我が家が選んだ粉ミルクはコレ! 

f:id:amashinkun:20181024232406j:plain

 

ちなみに我が家でも、ここで紹介した5商品をすべて試してみました。

栄養成分と価格に加えて、我が家が注目したのが「使い勝手の良さ」。それを踏まえて「いいな」と思ったのが、すこやかM1です。

決め手となったのは、ふたの開け閉めの部分。すこやかM1は、ふたの半分が本体にくっついた「一体型」タイプで、これにより片手で開け閉めができます。細かいことかもしれませんが、毎日粉ミルクを作るとき、いちいちふたをパカッと開けるのはとても面倒。それに比べて「一体型」は作業が楽ちんです。

 

2つ目は、すり切りがしやすいこと。ミルクを作るときは付属のスプーンを使いますが、その作業がしやすいようにそのスプーンの形状はメーカーで異なります。柄が長いものや、スプーンの底が深いものなどがあり、すり切りのしやすさも変わってきます。その点において、すこやかM1はとても使いやすく感じました。

また粉ミルクを計量する際、ふたのヘリにスプーンを当てがい、擦り落とすようにすり切りをしますが、その使い勝手も良かったと感じています。

 

そして何よりも、すこやかM1で調乳した場合、娘がグビグビと飲んでくれたことが大きいです。

粉ミルクの場合、各メーカーの品質差はほとんどないと言われていますが、味は若干異なります。「この粉ミルクは好き」「これは嫌い」という反応を示す赤ちゃんもいるので、パパママはその見極めも粉ミルク選びのポイントになるかも。

また、赤ちゃんの月齢によって、摂る栄養成分や好みも変わってきます。決め打ちをせずに、いろいろな粉ミルクを試してみるのがおすすめですよ!

 

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事