この記事は1歳児の寝かしつけにピッタリな絵本を写真つきで紹介しています。「子どもがいつまでもバタバタ遊んで寝てくれない!」と寝かしつけに困っているママパパさんはぜひご覧ください。

 

寝かしつけや入眠儀式に、絵本はとても便利なアイテムです。
読み聞かせをするだけで子供は落ち着き、寝る前のリラックスモードが作れます。絵本に書いている文章を読んだり、絵を指さして「これは◎◎だね」と話すことで、親子のコミュニケーションも育まれます。

 

また、ママパパにとっても絵本をそのまま読むだけなので、気軽に取り組めて習慣化につながりやすいです。


とはいえ、どの絵本でもいいというわけではありません。気持ちが落ち着き、眠りに誘いやすい絵本を選ぶのがポイントです。

アマシン
これをミスったら、かえって子どものテンションがあがってしまうからね…

そこで、この記事は1歳の寝かしつけにおすすめな絵本を紹介します。1歳の娘を持つ我が家が、実際に選んで使っている絵本をレビュー!

我が家が寝かしつけに活用している絵本はこれ。

※クリックで詳しい内容が見れます。

 読んだからといって「すやすや寝る」などの速効性はありませんが、子どもの寝る準備を促す「環境づくり」の絵本として役立っています。

下で詳しい内容を紹介しています。寝かしつけ用の絵本選びに悩んでいるママパパさんの参考になればうれしいです。

 

寝かしつけに便利なアプリ「みいみ」もおすすめです。

読み聞かせアプリ「みいみ」

 

プロのナレーターが絵本の読み聞かせをしてくれるので寝かしつけにピッタリ。
また「みいみ」では物語のセリフの一部を吹き替えることもできます。例えば親子で役を決めて遊んだり、保存した子どもの声を家族で楽しんだり…ということも!



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からだを動かして遊びたい、食べ物に興味を持たせたい…など、いろんなシチュエーションに合った1歳向けの絵本はこちらの記事をどうぞ!

寝かしつけにピッタリな絵本の選び方

世の中にはたくさんの絵本があります。1歳児を寝かしつけるのにふさわしい絵本とはどういうものでしょうか?

 

絵本の口コミサイト「絵本ナビ」は、このように説明しています。

0歳~2歳くらいの赤ちゃんには、リズミカルで同じリズムで読み聞かせができる絵本がおすすめ。パパやママの声のアクセントが心地よく、子守歌のような効果で子どもの眠りを誘います。

1歳は、物語を理解するにはまだまだ難しい年ごろ。それよりも一定の絵やリズムのある文体の絵本を選ぶといいのかも。

 

逆にわが家の場合、物語性のあるもの、派手な色づかいの絵本は避けています

 子どもにも個人差があるので、一様に「この絵本はダメ」とは言えません。あくまでもひとつの目安としてください。

寝かしつけ前に読みたいおすすめの絵本


それでは、我が家が役立てている寝かしつけにピッタリな絵本を紹介します。

娘の参考データ
現在娘は1歳10ヶ月。19時頃ごろに夜ごはんを食べ、20時にお風呂。21時30分前後に寝るのが平均。絵本はお風呂を出たあと、20時45分ごろから始めています。
※1歳3ヶ月からの生活リズムです。

寝かしつけに使える絵本1:もうねんね

犬が眠そうな表情を浮かべています。「ねむたいよう おやすみなさい ワン」。ページをめくると「いぬも ねんね ひとりで ねんね」とスヤスヤ…。

眠そうな犬がねんねします

 

ネコもめんどりもヒヨコもみんな眠い顔です。「ねんね ねんね」の言葉で気持ち良さそうに眠りにつきます。
最後に登場するももちゃんも眠い眠い。毛布やお人形に「ねんね」をした後、「おめめ つぶって とろ とろ ねんね」です。

 

ももちゃんも、毛布とお人形とねんねです

 

絵本全体が「ねんね」の言葉の繰り返しで、読むととても気持ちが穏やかになっていきます。イラストもシンプルなのでリラックスして読めます。
作者は「いないいないばあ」の松谷みよ子さん。1960年代の懐かしい絵本ですが、普遍的なテーマで今でもしっかり通用する内容。寝かしつけ絵本にピッタリな1冊です。

寝かしつけに使える絵本2:おつきさまこんばんは

家の屋根に登って空を見上げるネコ。
しばらくして、「おや やねのうえが あかるくなった」。まんまるのおつきさまがポッカリ浮かび上がりました。「おつきさま こんばんは」とネコがやさしく語りかけると、おつきさまもニッコリです。

 

屋根から顔を出したおつきさま

 

途中で雲が目の前にせりだして、おつきさまの顔を覆ってしまいます。「だめ だめ くもさん」「おつきさまが ないちゃう」…おつきさまの顔も曇りがち。

雲が流れていくと、ホッとしたような顔を浮かべニコニコ笑顔に。「ごめん ごめん ちょっと おつきさまと おはなし してたんだ」と弁解する(?)雲も可愛いです。

 

雲がおつきさまの顔を隠します

 

おつきさまのいろんな表情をみせてくれる絵本。雲が現れるシーンではお子さんも感情移入して、やめてやめてのリアクションをするかも。どんな反応を示すか楽しみですね。

 

背表紙はアッカンベーのおつきさまが!

 

一定のリズムで読めるので、繰り返しを好む1歳児にはピッタリ。絵の変化が少なく物語のコンセプトも夜中なので、リラックスできます。読み終えた後の寝かしつけがスムーズにできる1冊です。

寝かしつけに使える絵本3:おやすみなさいおつきさま

緑色のお部屋のベッドにいるのは、小さなウサギ。眠る前に、屋の中にあるものに「おやすみなさい」を言います。
電話や時計・子猫・ネズミ・ウサギのおばあさん・くつ下・壁に掛かった絵・窓の外から見えるおつきさまに夜空…みんなに優しく「おやすみなさい」。

 

子猫やくつしたに「おやすみなさい」

 

これまで紹介した絵本に比べると物語性のある内容ですが、ページをめくるたび、お部屋の明かりが少しずつ薄暗くなるしかけになっています。そして最後のページでウサギはすやすや眠りにつきます。

 

ウサギちゃんもおやすみ。窓の月が輝いています

 

この独特な世界観は、きっと子どももクセになるでしょう。我が家の娘は3回連続リピートしたことも。

ウサギの「おやすみなさい」と一緒にお子さんに語りかけると効果的です。「これは何だろうね?」「おやすみなさい言おうね」など、やさしく語りかけてみてください。不思議に気持ちが温かくなる絵本。読んでいるうちに、親も優しくなれるはず。

 

ウサギちゃんはお部屋におやすみを言います

 

我が家の場合、読んでいる途中にスヤスヤ眠ることはありませんが、すごくリラックスしてくれます。
寝る前の落ち着いたテンションに戻す、おすすめの絵本です。

絵本で寝かしつけ前のリラックスタイムをつくろう


1歳児を寝かしつけるときの絵本は、

  • 同じリズムで読み聞かせできるもの
  • 眠る、おやすみをテーマにしたもの

を選ぶのがおすすめ。
特に同じリズムの絵本は、読み聞かせをするだけで心地よくなるでしょう。

 

このとき、覚えておきたいのが「読むだけで寝るという即効性はない」ということ。すぐに寝かそうとセカセカ絵本を読んでも、子どもはリラックスできません。逆に泣き出しちゃうことも…。

 

アマシン
慌てて絵本を読んだら、全然寝てくれなかったということがあったよ~

子どもは大人の心の動きをしっかり見ています。じっくり子どもと向き合って絵本の読み聞かせをする=親子のコミュニケーションが育まれ、寝る前のリラックスモードにつながります。

 

そんなリラックスな環境づくりをサポートする絵本が、この3冊です。

1歳の寝かしつけ絵本
もうねんね
→繰り返される「もうねんね」と動物の眠そうな表情が可愛い。
おつきさまこんばんは
→夜空に浮かぶおつきさまのいろいろな表情に注目
おやすみなさいおつきさま
→「おやすみなさい」と話すウサギと、どんどん薄暗くなる部屋の変化に子どももウトウト

 

どんな絵本が子どものお気に入りになるかは、人それぞれだと思います。
ここで紹介した3冊以外にも、おやすみをテーマにした絵本はたくさんあるので、お子さんのお気に入りがきっと見つかるはず!

 

先輩ママパパのレビューを参考に探したい、という方は、絵本の口コミサイト「絵本ナビ」がおすすめ。

絵本ナビのトップページ

 

おやすみをテーマにしたものや、からだを動かして遊べるもの、乗り物や食べ物をテーマにしたものなど、いろんなシチュエーションに合った1歳向けの絵本が紹介されています。

こちらの記事で絵本ナビについてまとめています。

寝かしつけにピッタリな1冊を見つけてくださいね。

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