ママパパの皆さん、赤ちゃんにミルクをあげてますか?
我が家は母乳2:ミルク8の「混合育児」のスタイルで、粉ミルクにお世話になりっぱなしでした。
母乳の出が良くない時は、足りない量をミルクで補ったり、夜に寝る時は満腹感が得られやすいミルクを与えたりと、何かと利用していました。
でもミルクを作るのって本当に大変です。
特に「真夜中に赤ちゃんが泣き出した」「ミルクのおかわりが欲しくて突然泣き出した」という突発的なときは、できるだけスピーディーにミルクを作ってあげたい…。
そこでこの記事では、我が家が実践している簡単なミルクの作り方を紹介します。
ポイントはズバリ、
白湯(湯冷まし)を使うこと!
写真付きで紹介しているので、ぜひお試しください!
ミルク作りは3ステップで完成する
まずは基本的なミルクの作り方を紹介します。
粉ミルクで調乳するとき、衛生面に気をつけなければなりませんが、作り方自体はとってもシンプル。パパでも簡単にできるので、ぜひ覚えて実践しましょう!
ミルクの調乳に必要なのは、
- 粉ミルク
- 哺乳瓶(消毒済み)
- お湯
の3つです。基本的な作り方は、
1、消毒済みの哺乳びんに、計量した粉ミルクを入れる
粉ミルク缶に付属している計量スプーンを使い、すり切りで量をはかって入れます。
ほとんどの粉ミルクが、スプーン1杯で20ミリリットルのミルクが作れます。
↓大きいサイズの計量スプーンを無料で手にいれる方法があります。詳しくはこちらの記事を!
粉ミルクは溶けにくいので、まず少量(3分の1程度)のお湯を哺乳びんに注ぎ、くるくると手で回すように揺らして溶かします。
粉ミルクは哺乳びんの底にくっつきやすいので、しっかり混ぜましょう。
溶けたら必要な量までお湯を足し、ニプル(吸い口)をつけ、キャップを閉めてから再び哺乳びんを揺らしてミルクを馴染ませます。
ミルクが熱いと赤ちゃんの舌が火傷してしまうので、哺乳びんを水に浸けて人肌になるまで冷まします。
哺乳びんと中に入っているミルクは温度差があるので、適温かどうか分からなければ、ミルクを手の甲などに垂らして温度を確認しましょう。これで完成です。
時短ミルクは白湯をあらかじめ作って冷やす
で、ここからが本題。
通常は上に書いた作り方でオッケーなのですが、「すぐにミルク飲ませたい」場合、この方法だと、ミルクを冷ますのに時間がかかってしまいます。
そこで我が家では「ミルク+白湯」を実践しています。
あらかじめ冷ました白湯を作り置きしておいて、それをミルクとブレンドする方法です。
作り方は、
1、消毒済みの哺乳びんに、計量した粉ミルクを入れる
2、哺乳びんに70℃以上のお湯を注ぐ
ここまでは、先ほどのやり方と同じですが、お湯を入れるのは作りたいミルクの半分程度にします。
そして、哺乳びんを揺らして溶かした後、
3、冷ましておいた白湯を哺乳びんに足して、ミルクと馴染ませる
白湯は、あらかじめお湯を別の哺乳びんに入れ、キャップを閉めた状態で冷蔵庫で保冷しておきます。
赤ちゃんを長い時間待たせずに授乳できるので、楽チンです。
また白湯の代わりに、作り置きしたミルクを冷蔵庫の中に保冷しておき、ブレンドする方法もあります。
どちらのやり方にせよ気を付けたいのが
- 消毒した哺乳びんを使う
- ニプルとキャップをしっかり閉める
- 衛生上、短時間で使いきる
以上の3点をしっかり徹底しましょう!
粉ミルクならパパでも調乳・授乳できる
赤ちゃんにとって母乳は必要な栄養分です。
しかし、いくら母乳の出が良いママでも、ずっと与え続けるのは体力的にも大変。特に真夜中の授乳は、毎日眠気と戦いながら赤ちゃんに飲ませなくてはなりません。
また、ママが病気で薬を服用したり、母乳を飲ませ過ぎて乳頭が切れるなど、やむを得ず母乳をお休みする場合も。産後すぐ、ママが働くことになり、母乳を十分に与えられないケースもあります。
そんな時に役立つのが粉ミルクです。
最大のメリットはママ以外でも授乳ができること。体調が優れない、忙しいというママも、粉ミルクさえあればパパも授乳できます。
赤ちゃんとの関わりが増えて、コミュニケーションがもっと深まりますよ。
ミルクを毎回作って授乳するのは本当に大変ですが、
このミルク作りをマスターして、少しでも毎日の育児の負担が軽くなればと思います!
「粉ミルクってちゃんと栄養入ってるの?」と不安に思うかも知れませんが、現在の粉ミルクは母乳成分にできるだけ近づけて作られているので安心です。
↓最適な粉ミルクの選び方について、こちらの記事にまとめました!