この記事は1歳児におすすめのしかけ絵本を、写真つきで紹介しています。
どれも我が家の娘(1歳10ヶ月)に読ませているものです。食い付きが良く、しばらく遊ばせることができるので役立っています。
「初めてのしかけ絵本、どれにしよう?」「しかけ絵本のレパートリーを増やしたい!」と考えているママパパさんはぜひご覧ください。
子どもが1歳になり「そろそろしかけ絵本を読ませたい」と思っているママパパさん。
ページを開けたらイラストが飛び出すなど「しかけ絵本」は、ふだんの絵本にはない面白さがたくさん詰まっています。
一方で、1歳児は手や指の使い方がまだうまくコントロールできない年頃です。だから、
しかけを破って使いものにならなくなったらどうしよう?
…と、ママパパは消極的になりがちですよね。我が家もしかけ絵本を何冊か買い与えて失敗したことがあります。
また他の絵本よりも価格が高いので、いざ買うとなると慎重になってしまいます。
そこでこの記事は、実際に我が家が使って食い付きがよかったしかけ絵本を紹介します。現在、1歳娘が楽しんでいる絵本ばかりをピックアップ!
※クリックで詳しい内容が見れます。
我が家ではこの5冊がテッパン!
普段の絵本にはない、めくる楽しさが詰まっています。親子のコミュニケーションづくりにも便利。
しかけ絵本を選ぶときの参考になればうれしいです。
からだを動かして遊びたい、食べ物に興味を持たせたい…など、いろんなシチュエーションに合った1歳向けの絵本はこちらの記事をどうぞ!
この記事の目次
1歳にピッタリなしかけ絵本5冊を紹介
赤ちゃんが絵本を読む月齢は、生後10ヶ月頃~と言われています。福音館書店の「絵本の与えかた」によると、
赤ちゃんは10ヵ月くらいになると、お母さんやお父さんの言葉を聞きながら絵本を楽しむことができるようになります。この時期は「赤ちゃんと遊ぶつもりでゆったり」とした読み聞かせを心がけてください。初めて絵本と出会う赤ちゃんにとって、絵本はお母さんやお父さんと遊ぶおもちゃのようなものです。
福音館書店の「絵本の与えかた」より
この頃の月齢は、しっかりお話を聞いて…というのは難しいです。本を舐めてベトベトにする、噛む、何でも口にいれたがる…それは1歳を過ぎても当たり前、と思ったほうがよさそう。
1歳児にしかけ絵本を読ませる際は、絵本の内容はもちろんのこと、
- 厚手の紙で破れにくいもの
- しかけが開きやすいもの
を基準に選ぶといいでしょう。
厚手の紙なら少々乱暴に扱っても破れたりしません。しかけが開きやすいものは子どもでも扱うことができます。親にとっても、「しかけが壊れないかヒヤヒヤする」といった心配がありません。
我が家の娘は現在1歳10ヶ月。しかけ絵本は生後9ヶ月頃から読ませていますが、はじめの頃は力加減がうまくいかず、数冊をボロボロにしてしまいました。
そこで、上の条件に合ったしかけ絵本を選びました。今ではしかけが壊れることもなく、安心して読ませることができています。
それでは、我が家がおすすめするしかけ絵本を順に紹介します。
1歳のおすすめしかけ絵本:いないいないばああそび おでかけ版
赤ちゃんへの王道のあやし言葉「いないいないばあ」。この言葉を使ったしかけ絵本はたくさんありますが、きむらゆういちさん作のこの絵本は、ダイナミックなイラストが楽しいです。
犬やネコ、鳥、怪獣…といろいろな生き物が全身で「いないいないばあ!」を!分かりやすい絵なので1歳児にも伝わりやすいです。
最後はママがいないいないばあをしますが、二重のしかけがあって子どもを飽きさせない工夫が…!
厚手のボードブックなのでとても丈夫です。破れにくく投げて壊れることもありません。この絵本は娘が0歳の頃に与えました。当時はおもいっきり引っ張って遊んでいましたがほぼ無傷!
またハンディサイズなので、外で携帯するときも便利です。
1歳のおすすめしかけ絵本:ぴよちゃんのかくれんぼ
ぴよちゃんのかくれんぼ (しかけボードえほん) [ いりやまさとし ]
かくれんぼしている、ひよこのぴよちゃんを見つけるお話です。犬や牛や羊など動物たちの耳や足が少しだけ見えていて、隠れている部分をめくる…というしかけ絵本。
親と一緒に隠れている動物を当てるという遊びができるので、より親子のコミュニケーションがとりやすい絵本です。
毎回出てくる「もういいかい」「まあだだよ」のフレーズは、子どももすぐに覚えてくれます。
ぴよちゃんをはじめ、動物のイラストがとても可愛くて、読んでいる親も癒されること間違いなし。また、めくる部分が大きく破れにくい仕様になっているのもうれしいポイントです!
1歳のおすすめしかけ絵本:れいぞうこ(あけて・あけてえほん)
冷蔵庫をテーマにしたユニークな絵本。表紙そのものが冷蔵庫になっていて、ドアを開ける(ページをめくる)と子どもの大好物がいっぱい登場します。「めくる」しかけはないのですが、表紙の冷蔵庫を開けるところが、ある意味しかけかなと思って選びました。
「ぎゅうにゅうさーん」「はーい」
「たまごさーん」「はーい」
…と、どんどん冷蔵庫から取り出され、朝ごはんの完成です。
親が食べるマネをしたら子どもも一緒にモグモグしたりと、面白い遊びができます。「はいどうぞ」「いただきます」といったやりとりができるのも楽しいです。厚手のボードブックで破れにくく、またコンパクトサイズなので外へ持ち運ぶときも便利。おすすめの1冊です!
1歳のおすすめしかけ絵本:しろくまのパンツ
パンツを失くしちゃったしろくまさんがネズミさんと一緒に探しに行く…というストーリー。
「これ しろくまさんのパンツ?」(ネズミ)「ううん、ちがう」(しろくま)「じゃあだれのパンツ?」…という具合に、いろいろな柄のパンツがくりぬかれた状態で見えています。ページをめくると誰のパンツなのかが分かるしかけ。
馬さん、豚さん、ちょうちょさん…次々と個性的なパンツをはいたキャラクターが登場します。
そしてラストは思いもよらないオチが待っていますが…実際に読んでみてのお楽しみ!
作者はtupera tupera(ツペラツペラ)さん。色彩豊かで味のあるイラストは子どもをくぎ付けにします。パンツの形にくりぬかれたしかけもユニークで、何これ?と手を伸ばすこと受け合い。
ストーリー仕立てなので、絵本の対象年齢は2~3歳ぐらいだと思いますが1歳からでも十分に楽しめる内容です。我が家の娘は1歳半から読んでいます。カラフルなイラストとパンツのしかけが楽しいみたいです。
1歳のおすすめしかけ絵本:きょうのおやつは
ホットケーキがテーマの絵本。牛乳や卵を混ぜてフライパンで焼いて完成…までを写実的な絵で見せてくれます。
この絵本が面白いのは「かがみ」を使っていること。しかけ絵本といえばポップアップが多いですが、これは絵本そのものがミラー状になっていて、前後のページが90度で向き合うように開くと、かがみが絵に映って立体的に見える…というしかけ。
かがみに映すことで1枚のホットケーキが2枚に見えたり、お茶のカップが2客に見えたり、楽しいしかけがされています。
我が家の娘は、かがみのしかけを見せると「あれ?」と不思議そう。絵もとてもきれいで、フライパンでホットケーキをひっくり返すページでは一緒に「ほっ!」と声をあげて楽しんでいます。絵本自体も丈夫なので、安心して読ませることができます。
「いつもとは違うしかけ絵本が欲しい!」というママパパにおすすめな絵本です。ちなみに、かがみの絵本は他にもシリーズがありますが、個人的にこの絵本が一番楽しめました。
しかけ絵本で親子のコミュニケーションを育もう
1歳向けのしかけ絵本を選ぶコツは、
- 厚手の紙で破れにくいもの
- しかけが開きやすいもの
この2つを基準に探すといいでしょう。特にボードブックタイプは厚手の紙を使っているので、破れにくくくママパパのストレスも軽くなります。
大人が思っているような高度なもので遊ぶのは、もう少し先です。それよりも単純でしかけのめくりやすい絵本の方が長く遊んでくれます。
我が家おすすめの1歳向けしかけ絵本は、
→ダイナミックな「ばあ!」の表情としかけが楽しい
「ぴよちゃんのかくれんぼ」
→「もういいかい」「まあだだよ」のかけ声で親子のコミュニケーションをアップ
「れいぞうこ(あけて・あけてえほん)」
→冷蔵庫の中身が次々と出てくるアイデア満載のしかけ絵本
「しろくまのパンツ」
→これは誰のパンツ?ラストは予想外の展開が!
「きょうのおやつは」
→ホットケーキの作り方を、かがみで立体的に見せる
ぜひ、しかけ絵本のラインナップに加えてみてください。
先輩ママパパのレビューを参考に、しかけ絵本を探したい、という方は、絵本の口コミサイト「絵本ナビ」がおすすめ。
しかけ絵本の他にも、からだを動かして遊べるもの、乗り物や食べ物をテーマにしたものなど、いろんなシチュエーションに合った1歳向けの絵本が紹介されています。
こちらの記事で絵本ナビについてまとめています。
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